フィリピンの病院に入院した話 chong hua hospital mandaueにて
こんにちわ サミー です。2020/02/10~12の3日間フィリピンのチョン・フア病院に入院しました。
原因は食虫毒。今回はその時のお話です。
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2/10 午後4時 急激な腹痛
それは留学中の放課後に襲ってきました。授業終了後、寮に戻ったところ、急にお腹に違和感が・・・「あれ?お腹痛いかな?」
そうこうしているうちに腹痛と手足のしびれ、眩暈で動けなくなってしまいました。午後6時半頃までベッドで悶えていたのですが、痛みに我慢できず学校の公式LINEに連絡しました。
げ、限界・・・
この後学校のインターンの方3名が私を助けに寮まで来てくれました。入院を見越して着替えを準備しインターンの方が呼んでくださったGrabタクシーに乗車し病院に向かいました。
学校の寮からは車で約20分くらい掛かったと思います。タクシー移動が辛かったですがインターンのMendyくんが運転手さんに「病人がいるがから冷房弱めてくれますか?」と言ってくれたのが嬉しかったです。
午後7時 救急外来
チョン・フア病院の救急外来にて診察をしてもらいました。待合室も診察室もエアコンでガンガン冷えていますので温かい服を持って行かないと辛いです。
診察後はジャパニーズヘルプデスクという海外での急病や怪我の時に対応してくれる方が対応してくれます。日本語対応可能と書いてましたが9割英語対応なので注意が必要です。電話対応や入院手続き等 全部英語。
げ、限界・・・
午後8時 38.5度の発熱。入院決定。待合室で待つ。
午後8時に入院が決定、この時の体温38.5度。とにかくお腹が痛く寒気が止まらない。追加でブランケットを3枚もらいました。ブランケットと言っても日本のシーツの様な薄手のやつです。また水分が出ていってしまって脱水の症状も出ていたため追加で水を一本もらいました。
Can I get a bottle of water?
ボトルウォーターは29ペソで退院時に請求されました。
そして点滴開始。
午後11時30分 病室に移動
3時間半以上極寒の待合室で待ち、11時30分に入院の準備が整ったとの事でベッドに乗ったまま病室まで移動。
入院生活
病室は11階のスイートルームです。私がフィリピン滞在中にいたどの部屋よりも豪華で広かったです。wi-fi爆速。
ただし移動式の点滴スタンドを貸してもらえなかったので点滴を自分の手で持たないと移動できないためこんなに広いスイートルームなのにベッドとトイレしか使いませんでした。
初日の夜には1時間ごとに看護師さんや先生が様子を見に来てくれたよ。(寝れない)
2020年のカレンダーをもらいました。
カレンダーが必要なほど長期入院なの!?
って思って、焦ったよ。
処方される薬が日本の薬よりも大きくて飲みにくいです。
毎回どの薬がどんな薬か丁寧に説明してくれます。真ん中の丸い薬は”固形版のヤクルト”と説明されました。甘くておいしかったです。固形ヤクルトは間食がない入院生活では立派なおやつでした。
二日目からは看護婦さんたちが約3時間ごとに来てくれました。
夜中に目が覚めると点滴が空になっていて電話したらすぐに駆け付けてくれて謝りながら逆流した血液を戻してくれました。
点滴も注射も苦手だったけどフィリピンの病院に入院してから免疫がついたよ。
テレビも映ります。当たり前ですがビサヤ語か英語の番組しかなかったので英語のアニメお笑いチャンネルを流していました。
先生と一緒にMr.ビーンを見たよ
スイートルーム
入院中の食事
食事はおいしかったです。最初の二食はフィリピンフードでした。先生が気を使ってくれて「サンドイッチとかに変える?そっちの方が口に合うんじゃない?」と言ってくれたのでお願いしました。
味付けの薄い焼き魚と味付けの無い野菜とごはん。
味付けの薄い焼き魚、カブの煮物。甘くて胡椒がガツンと効いた辛いスープ、ごはん、スイカ
サンドイッチ
食パン、いちごジャム、ノンオイルマーガリン、ローファットミルク。
退院直前の食事
ずっとオイル抜きメニューだったのですが退院直前の食事はオイリーで豪華な食事でした。
マーボー野菜、フライドチキンタルタルソース、スープ(肉団子、ヌードル入り)ごはん、スイカ、バナナ。おいしかったです。
健康って最高!」
何を食べて食虫毒になったのか
原因は最後まではっきりとわかりませんでした。思い当たる物は
- 作り置きのレチョン。
- 朝作ったサンドイッチを昼に食べた。
- ビール瓶の飲み口を拭き忘れて飲んだ。
- 50ペソで食べられるローカルレストラン
です。
普段から危なそうな食べ物は食べない様に気を付け、食事前は除菌してから食べる事を徹底し、歯磨きですらボトルウォーターで行っていたのに・・・当たってしまいました。
フィリピンで入院してどうだったか
腹痛発熱は大変辛かったですが、結果として貴重な経験をすることができました。入院中はすべて英語だし先生も看護婦さんも優しく親切で沢山話しかけてくれて、会話は楽しかったです。
要望や困った事があればベッド横の電話でナースステーションに電話すると親切に助けてくれます。
もしこれからチョン・フア病院に入院する人は安心して先生に任せて大丈夫だと思います。
ではまた次の記事でお会いしましょう。